多額の借金の返済方法に行き詰るとき!

個人でも住宅ローンや車のローンなどで、多額の借金を抱えることも多いですよね。

 

でも、そういった借金は家族と相談の上で、返済計画を立てて借りているので、収入さえ安定していれば返せるものです。

 

ただ、病気や失業、転職、などで想定外に収入が減ってしまうことがあり、ギリギリの返済計画で借金していると返せなくなります。

 

 

 

さらに問題なのは、ショッピングや浪費による借金を繰り返しているケースです。


 

そんな借金の返済が困難になってきたとき、借金で借金を返済するようになると多額の借金を抱えることになりますよね。

 

自由に出し入れできるカードローンやキャッシングだと、自分の預金のように使ってしまうことも多く、家族にも内緒だったりします。

 

返済できるうちは良いですが、返済できなくなると、家族に迷惑かけることになり、家庭崩壊することもあり得ます。

 

何があるか分からないので、多額の借金の返済方法や、家族への影響について知っておくことも重要ですね。

 

 

多額の借金っていくら?

 

多額の借金とは、いくらくらいからなのでしょう。

 

多額と感じる金額は、収入や生活環境などで、ひとり一人違っているので、いくらと断定することはできませんよね。

 

100万円で多額の借金と感じる人もいれば、100万円なら働けば返せる金額でしょ!と、言う方もいます。

 

無収入だと、10万円でも多額の借金になります。

 

2010年6月18日に改正された貸金業法で総量規制が導入され、年収の3分の1以上の借入はできなくなりました。

 

 

年収300万円の人は、100万円以上の借入はできないってことです。


 

でも、例外があって、住宅ローンや車のローンなどは、総量規制の対象ではないのです。基本的に銀行からの融資は総量規制の対象外なのです。

 

住宅ローンは数千万円が普通ですし、車のローンも多額になることが多いですが、支払えていれば問題ないですよね。

 

総量規制の対象になるのは、消費者金融やクレジットカードなどの貸金業者からの借金なのですが、銀行融資とダブって借りると多額になりますよね。

 

もし、住宅ローンや車のローンに加えて、消費者金融からもめいっぱい借りていたら、返済困難になることも多いでしょう。

 

ちなみに、クレジットカードを支払遅延なく利用していたら、利用限度額がアップしますよね。

 

直近の年収を調査されたわけでもないのに、総量規制の判断は何を基準にしてるんだろうと思ったりしません?

 

 

複数のカードで利用限度額がアップされて、それをめいっぱい使ってしまったら、多額の借金になっちゃいますよね。


 

問題なのは、自分の収入で支払えない借金です。返済が困難になってきたら、当事者にとっては多額の借金ですね。

 

多額の借金が家族にどんな迷惑をかける?

 

多額の借金が返済できなくなっても、家族が連帯保証人になっていなければ、取り立てされることもないし、返済義務もありません。

 

もし、家族に返済を求められても、違法行為なので関係ないと取り合う必要はないです。

 

 

ただ、借金の返済のために、生活費を切り詰める必要があれば、家族に節約生活を強いることになりますよね。


 

借金問題が家族に影響するのは、主に次のような場合です。

 

  • 家族が連帯保証人になっている
  • 住居が借金の担保になっている
  • 多額の借金を残して死亡した
  • 事業に失敗した

 

家族が連帯保証人になっている

 

夫婦間、親子間で借金の連帯保証人になっていることも多いですよね。特に、住宅ローンなどの多額の借金になると、連帯保証人を求められることが多いです。

 

連帯保証人は、債務者本人と同等の返済義務があるんです。要するに、連帯保証人になるってことは、借金をするのと同じってことです。

 

 

連帯保証人をお願いするのは、家族に借金を負わせることになるのです。


 

もし、自分が自己破産や個人再生をしたら、支払を免除された分は、家族に返済請求が行ってしまいます。

 

家族が連帯保証人になっている借金の支払いができなくなったら、家族への迷惑は避けられません。

 

住居が借金の担保になっている

 

家族で住んでいる住居が借金の担保になっている場合、借金の返済ができなくなると、家を処分することは避けられないでしょう。

 

住居を失うので、引っ越しすることになりますから、家族を巻き込むことになりますよね。

 

子供の学校や家族の仕事に影響があることもあります。住み慣れた土地を離れ、知らない所で生活を始めることが、ストレスになるかもしれません。

 

多額の借金を残して死亡した

 

多額の借金を抱えた家族が死亡したときには、連帯保証人になっていなくても、法定相続人が借金も相続することになります。

 

その場合、3ヶ月以内に相続放棄すれば、借金の返済義務はなくなります。

 

ただ、故人に財産がある場合には、財産も相続放棄することになるので、財産放棄するのは財産より借金が多いときですね。

 

 

家族を一番苦しめるのは、内緒の借金が多額にあったときです。


 

多額の借金を家族に内緒でしていた場合は、債権者から催促状がきて初めて知ることもあります。

 

プラス財産の相続手続きをしたあとだったりすると、放棄もできなくて家族が多額の借金を背負うこともあり得ます。

 

亡くなった後にまで、家族に迷惑をかけてしまうので、秘密の借金はしないに越したことはないですね。

 

事業に失敗した

 

事業に失敗すると、事業主は多額の借金を抱えることが殆どで、家や土地も担保になっていたり、家族や親戚などに連帯保証人になってもらっていますよね。

 

 

なんとか立て直したいと、ギリギリまで頑張ってしまうことが多く、住居も仕事も失って、家族の生活も一変してしまいます。


 

家族には、共に再スタートの覚悟を強いることになりますね。

 

家族に内緒の多額の借金が発覚するとどうなる?

 

家族に内緒で多額の借金をしていたことが発覚すると、家族のショックは大きいです。嘘をついていたことで、信用も無くしてしまいます。

 

夫婦間で、内緒にしていた多額の借金が発覚したことが原因で、離婚に至ることも多いですね。

 

 

特に多いのが、パチンコなどのギャンブルで作った借金です。


 

また、ブランド品などを欲しいがままにクレジットで購入してしまい、支払ができなくなる人もいます。

 

いずれの場合も、ギャンブル依存症や買い物依存症になっている可能性が高く、依存症の治療もしなければなりません。

 

依存症で借金する場合、家族に内緒にしていることが殆どで、発覚したときには多額の借金になっています。

 

どこにどれだけ借金があるのかさえ、本人にも分からなくなっているかもしれません

 

家族としては、手を差し伸べるにしろ、縁を切るにしろ、家族はひどく悩むことになりますし、将来的にも大きな不安を与えてしまいます。

 

家族との幸せな生活を臨むなら、正直に打ち明けて、協力をお願いするしかないです。

 

隠せば隠すほど、問題は大きくなってしまい、修復できなくなります。

 

多額の借金の返済方法は?

 

借金は約束どおりに支払って行くことが大前提です。返せないと分かっていて借金するのは、詐欺行為とも言えます。

 

でも、返済期間中に収入が減ってしまうなど、予期せぬこともありますよね。

 

余裕があれば良いですが、余裕がないから借金してたので、支払えなくなることもあって当然でしょう。

 

 

多額の借金の返済方法は、収入を増やすか、借金を減らして支払うしかないですね。


 

収入を増やして支払う

 

収入を増やすことができれば、一番いいですよね。

 

今の職場でノルマ給や残業などで、収入アップできるなら身を粉にして働くことです。

 

ダブルワーク、トリプルワークで収入を増やすことができないか、検討してみてはどうでしょう。

 

クラウドソーシングなど、インターネットを利用して収入をえることもできる時代です。

 

副業禁止の会社もあるので、バレないように気をつけながら、収入を増やして多額の借金を減らす努力をすることです。

 

借金を減らして支払う

 

少しくらい収入が増えても返済できないほど多額の借金なら、早めに債務整理をした方が良いです。

 

債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4通りの方法があります。

 

任意整理

 

任意整理は、債権者と直接交渉して、利息カットや長期分割支払いで、月々の返済が無理なくできるように調整して、返済する方法です。

 

裁判所を通さずにできますし、整理したい借金だけを選んで減額交渉ができます。

 

任意整理をする借金を選択できるので、保証人や担保が付いている借金を外すことができます。

 

任意整理をする人は、滞納するまでに至っていない人が多いので、返せないほど多額の借金にはなってないかもしれません。

 

特定調停

 

特定調停は、任意整理と似たような手続きですが、弁護士などに依頼せず、自分で簡易裁判所に申立てる債務整理です。

 

手続費用がわずかで済むので、費用が準備できない人におすすめです。

 

調停委員が債権者との仲裁に入ってくれるので、自分で交渉する必要はないです。

 

任意整理ほどの減額は望めないですが、借金総額も少なめで安定収入があれば、特定調停は可能です。

 

申立書など作成手間と、裁判所へ数回出向くことができるなら、検討してみると良いです。

 

ただし、裁判所を介した手続きなので、和解後の支払いができなくなると、給料差押えなどの強制執行をされることもあります。

 

個人再生

 

個人再生は、裁判所を介して行われ、借金の元本をおよそ5分の1(最大10分の1)まで減額できる債務整理の方法です。

 

任意整理や特定調停では、返済できない場合には、個人再生をすることになるでしょう。

 

 

個人再生するまでになっていると、多額の借金を抱えている状態ですね。金額で言うと、300万円以上といったところでしょうか。


 

例えば、300万円の借金を個人再生すれば、100万円に減額してもらえて、3年間の分割支払いにできるのです。利息もかからないので、支払いが楽になります。

 

また、住宅ローンのみ整理対象から外すことができるので、ローンを払い続けることで、家を守ることができます。

 

ただし、住宅ローン以外の借金は全て対象になるので、保証人付の借金は、保証人に請求が行くでしょう。

 

個人再生ともなると、家族に内緒でするのは難しくなります。

 

申立書添付の資料調達の際にバレることもあるので、家族に打ち明けた方が良いですね。

 

自己破産

 

自己破産するまでになっていると、確実に多額の借金を抱えていると言えますね。

 

裁判所で借金が支払不能と認められれば破産できます。破産しただけでは借金の支払いが免除されないので、免責手続を行って許可されれば、実質、借金がゼロになります。

 

税金など一部の支払いは免責されませんが、借金の支払いが無くなるので、生活に余裕ができますよね。

 

一般的には、弁護士に依頼して行うので弁護士費用が必要ですが、申立後は借金の返済が禁止になるので、その分のお金で分割支払いも可能です。

 

20万円以上の財産を失うことになりますが、生活に必要な家財や家電などは残せるので、申立後は借金が無い状態で再スタートできます。

 

 

自己破産になると、家族にもなにかしらの影響はあります。家族と相談することは必須ですね。


 

あと、保証人付きの借金があると、免責された借金の支払い請求が保証人に行くので迷惑をかけます。申立前に事情を話しておく方が良いです。

 

やってはいけない多額の借金の返済方法

 

住宅ローンや車のローンのように、家族で共有するもののための借金であれば、借金も家族共有ですよね。

 

 

でも、自分勝手に作った借金は、自分で支払うのが大原則です。


 

多額の借金が発覚したとき、家族が肩代わりしてくれる場合がありますよね。あるいは、家族に肩代わりして欲しいと、頼み込むこともあるでしょう。

 

コツコツと貯めてきたお金で肩代わりする家族は、怒りや情けない気持ちでやり切れないことでしょう。

 

悩んだあげくに、借金さえなくなれば、平穏な家庭生活に戻れると期待していることは間違いありません。

 

でも、肩代わりしてもらうと、本人は何の痛みもないですよね。

 

申し訳ないと思うのも一時で、借金しても、また家族に頼めば何とかしてくれる。そんな気持ちになることが殆どです。

 

やはり、自分で作った借金は、自分で苦労しながら返済すべきなのです。

 

収入に見合うお金の使い方をするように改めて、借金の返済方法を検討しないといけないですね。

 

どんな対策が必要なのか、自分に合う借金返済方法を真剣に考えてみることが大事です。

 

多額の借金まとめ

 

返済できるはずだった借金が、減収や病気、失業、転職など、予期せぬ事情で返済できなくなることがあります。

 

住宅ローンや車のローンなど、多額の借金を抱えている場合や、無計画にギャンブルやショッピングなどで借金を繰り返し、多額になっている場合もありますよね。

 

自分の収入だけでは返済できなくなると、家族に迷惑がかかるのではないかと、悩みも深くなります。

 

基本的に、家族が連帯保証人になっていなければ、返済義務を負うことはありません。

 

しかし、住居を失うなどのことで、間接的に家族に迷惑がかかることはあります。

 

また、家族に内緒の多額の借金が発覚したときには、家族のショックは大きく、信頼もされなくなるでしょう。

 

自分が作った借金は自分で返すのが大原則です。

 

家族との生活を守りたいなら、できるだけ家族に負担をかけないように、借金問題を解決した方が良いですね。

 

返済できない借金は、債務整理を行うという手段もあるので、検討してみてはいかがでしょう。